就職先にアルバイトで勤める
就職先を決めるなら、できるだけ長く勤めることができる場所にしたいですよね。
このご時世では正社員としての働き口を求めるのはかなり大変ですが、せっかくそうした苦労して得た正社員の立場も、実際の業務があまりにも自分の適正に合っていないものだとしたら長く続けるのは精神的につらいものです。
就職前にはなんとなくイメージとしてよいものと思えていた職業も、実際に勤務をしてみたらかなり考えていたのと実態が異なっていてがっかりしてしまうこともあります。そんなミスマッチを防ぐためにおすすめしたいのが、まずは単発バイトとして短期間の勤務をしてみて、それで実際に就職をするかどうか決めるという方法です。
最近では新卒の採用でもインターンシップとしてまずはアルバイトなどとして業務の一部を担当してみて、そこから本格的な就職活動をするかどうかを判断するという方法がよくとられるようになってきています。
いきなりその仕事に勤めるのも決して悪い方法というわけではないのですが、事前にお試しとして経験をしておけば、企業側としても短期間で退職をされてしまうことも少なくなるので双方にとってもメリットが大きくなります。
正社員でなくても、アルバイトやパートで長く勤める前に数日くらいで契約が終わる短い仕事を経験しておくと選びやすくなるでしょう。
おすすめ単発バイト
単発バイトでお試ししておくのがおすすめなものとしては、飲食関連や小売店系、また力仕事が必要になる引っ越しや運送業があります。単発バイトの場合には、長期バイトに比べて比較的給与面で恵まれていたり、お弁当などの待遇がよかったりするものも多いので、あまりあれこれと条件をつけて選ぶのではなくとりあえずたくさん経験してみるというのもよいかもしれませんね。
私の友人にも単発バイトの方が気楽でよいといって、学生時代休日の多くをそうした単発バイトにあててきたという人がいました。その人も今では某大手企業での企画として勤務をしていますが、学生時代にたくさんの単発バイトでイベントスタッフを経験してきたことが今の企画の仕事にとても生きていると言っています。
単発バイトをしたいときにはまずは人材紹介系の会社に登録をしておき、そこから回ってくる仕事の中で自分のスケジュールにあったものを選びます。女性の場合にはスーパーの試食販売や仕分けといった仕事が多く回ってくるようです。
最初は自分にはちょっと無理かも、と思えるような職種も1日くらいで終わると思えば大抵のことは耐えられますから、そうして普段と違った経験をしてみるというのもよい社会経験になりますね。