海のイメージ
関東地域に住んでいると、海は汚いものというようなイメージがあります。
東京からなら千葉県の九十九里や神奈川県の湘南あたりにまで行けばよい海水浴場はありますが、それらとダイビングはまた少し様子が異なります。
せっかくダイビングをするならやっぱり透明度の高い沖縄などのきれいな海でやりたいと思うところでしょうが、実は関東近県から日帰りで行けるところにもダイビングを体験できるスポットがあるのです。
都内から半日~1日で体験できるダイビングスポットとしては、やっぱり一番ニーズが高いのは神奈川県の海です。
湯河原や真鶴、小田原では初心者でも参加可能なダイビングショップがあります。
また千葉方面でも館山や南房総まで足を伸ばせば、近海を泳ぐ魚とたっぷり触れ合うことのできる便利なスポットがあります。
どちらも東京からは1時間半くらいで到着をすることができるので、まずダイビングはどんなものかということを体験してみたいという人にはおすすめの場所になります。
それらの関東近県の人気スポットでは、ダイビングは好きで自前の用品もあるけれども忙しくて海外や沖縄までは出かけられないというようなシニアの方もたくさん訪れています。
ライセンスを取得しよう
そこでまずおすすめしたいのが、そうした本格的な海でのダイビングをする前に、ライセンスを取得しておくという方法です。ダイビングでは「ライセンス」を発行する制度がとられており、ある場合とない場合とで実際にダイビングをするときの自由度がかなり異なってきます。
もしライセンスを全く所持していない人がダイビングをしようとすると、インストラクターが必ず一緒について潜らなくてはいけないこととなっており、泳げる深さも6mまでと制限が大きくなります。
しかしライセンスを発行してもらうことで潜れる深さも18mまでとかなり広くなり、インストラクターでなくとも同じようにライセンスを持った人とバディになって自由に潜ることができるようになります。
ですので、これから本格的にダイビングに挑戦してみたいという人は、いきなり海に出るのではなく都内にもあるプールの体験施設でライセンスを取得してから行くというのもよい方法になります。
都内ではいくつかダイビングスクールがあり、そこでは簡単なダイビング体験ができるとともに、ダイビングをするときの基本的な知識を教えてもらうことができます。ライセンス取得は講習と実技との両方を体験しなくてはいけませんが、一度取得してしまえば何度も自由に使うことができます。
いきなり本当の海に潜るのは不安という人もまずはそうした体験コースで試してみるというはどうでしょうか。
すでにライセンスを取得したけれども、しばらくブランクが空いてしまって再び潜るのはちょっと不安という人にも体験コースはおすすめです。