クーポン券の利用は気まずい?
某大手ファストフードチェーンでは、定期的に「お試し券」として無料で注文できるクーポン券を配付しているのを見かけます。ファストフード以外でも、コンビニチェーンなどで新しく販売するサービスがあると初回限定などで無料試用OKなクーポンが配付されたりします。
お試し券の情報については日常的にそれらのお店を利用しているときはもちろん、店頭やテレビCMなどで大々的に宣伝してくれるので、比較的情報を集めるのには苦労をしません。
ただちょっと気になるのが、そうした無料お試し券を使うとき本当にそれだけを目的にお店に行ってもいいだろうか?ということです。お店の人だって本当に無料券だけでお客さんが来たらそのときの労働力は全くゼロ円ということになるので、嫌な顔の一つもしたくなるんじゃないかとつい勘ぐってしまったりします。
私なんかはちょっと気が弱いので、無料クーポンがあってもそのお店ではつい別のついで買いをして一緒に会計をしてもらったりしています。
しかし私の友人で無料クーポン集めがうまい人などは、「そんなの気にする方がおかしい」と平気でクーポンだけの買い物をしていると言っています。なんでもその人は昔本当にそうしたファストフードのお店でアルバイトをしたことがあるそうで、店員として見ていても無料クーポンだけで引き換えにくる人はかなりたくさんいるということでした。
もちろんクーポンと合わせて他の買い物もしてくれた方が、本来のクーポン発行の目的に合ったものなのでお店としてはありがたいことには変わりありませんが、だからといってそうでないお客さんを邪険にするということはないといいます。
ただ店長クラスになると、本部命令なのでどう思うかはわからないというようなことも付け足していましたが、とりあえず遠慮して無料クーポンだけでは使いづらいと思っている人はそんなに気にしなくても大丈夫ということです。
クーポン使用の注意点
無料クーポンを使うときにただちょっと注意しておきたいのが、その使用に際しては条件がついていることがあるということです。例えば「○○円以上お買い上げの方のみ」といったものや「学生のみ」といったような場合です。
せっかく無料クーポンを使用しようと思って張り切ってお店に行ってみたら、自分はその条件に合っていなくて使えなかったとなると無用にそのお店に対して悪いイメージを持ってしまいます。
せっかくお店側が戦略として配付するクーポンなのですから、使う側としてもできるだけ気持ちよく使いたいですね。